Ux___xUのブログ

ラブレターにすらならない

舞台の上で死んでくれ

数センチの段差が僕たちを隔てていて、透明な壁がある。こちらからは君に干渉できないのに、ふいに君は僕がいることに気付いてるよって見て、触れて、語り掛けてくるものだから、現実と非現実の狭間にいるみたいだ。

ステージの真ん中にいる君とフロアの最前列にいる私は、手を伸ばせば触れてしまいそうな程近くて、世界一遠い。

一方的な愛を語っている。

結局、こんなにも君が好きで好きで、好きで好きなことなんて、インターネットの隅っこでしか言えないのだ。

 

君がそこで歌っていくと言うのなら、私はずっと、世界一近くて遠い、ステージの最前列で、できる限り君の歌をきいていたい。この距離が、大好きなのだ。

 

ずっと、ぼくたちは交わらない
ずっと、幻想的な空間は僕を惑わせる